(DFP)

キャラクター

アキレス

生年：1710年頃
没年：1781年

アキレスはカリブ人とイギリス人の子孫として、西インド諸島に生まれた。1730年代中頃、彼は、伝説的なアー・タバイ師によって教団に引き入れられた最後のアサシンとなった。訓練が完了すると、アキレスはアメリカ植民地で教団を設立すべく、北アメリカに送られた。

アキレスはアビゲイルという女性と結婚し、二人の間にはコナーという息子が生まれた。アキレスは、教団がフロンティア全体に拡大する前に落ち着くことができる農場を築いた。彼は、リアム・オブライアン、シュヴァリエ・ルイ＝ジョセフ・ゴルティエ・デ・ラ・ヴェランドリー、ケセゴワーセ、ホープ・ジェンセン、そして最後のシェイ・コーマックを含む、有望な入植者たちを教団に誘い入れた。アキレスは、教団とイロコイの部族、特にモホーク族との結びつきを強化した。

アドウェール

生年：1690
没年：不詳

トリニダードで奴隷の両親の間に生まれたアドウェールは、十代に入る前に、裕福な農園主に売り渡される。やがて、農園を襲撃したバッカニアの一味に加わり、逃亡する。

アドは仲間の一味と共に何年も航海しながら、船乗りとしての技術に磨きをかけていく。1715年にスペイン当局に捕らえられたアドウェールはスペインに送られ、一年中可動している財宝船の穴埋めとなるガレオン船に乗せられた。ハリケーンと、エドワード・ケンウェイという若きウェールズ人のおかげで、アドは逃げ出す。道中でさらに囚人を解放したアドとエドワードはブルガンティンを乗っ取り、最悪の嵐にギリギリで巻き込まれることなく船を出す。嵐が通り過ぎると、アドは再び自由の身になる。

アドはケンウェイ船長の船、ジャックドー号で副官となる。しばらくナッソーの外で活動していた彼らは、略奪品によって次第に裕福になり、ずっと夢見ていた生活を送るようになる。しかしアドは、この暮らしを通じて手に入れた略奪品よりも、海賊社会の民主的理想を重んじる男だった。エドワード・ケンウェイが利己的な野望と虚しい栄光を求める悪循環に深く入り込んでいく姿を目にするうち、自分の理想にふさわしい、より気高い目標はないものかと考えるようになった。

1716年、アドはトゥルムで初めてアサシン教団と遭遇する。1719年に再びその地を訪れ、師であるアー・タバイと話しをして、教団について多くの質問をする。答えを聞いて大いに満足したアドは、彼らに加わる。その後15年間、アドウェールは忠実にアサシン教団に仕える。しかしやがて次第に、過去の記憶に悩まされるようになる。

1735年、船が嵐に巻き込まれ、アドウェールはポルトープランスの近くに打ち上げられる。そこで出会ったバスティエンヌ・ジョセフィとオーガスティン・デュフォールの情熱に惹かれて、マルーンの大義を目指すようになる。それから数年間、ポルトープランスでマルーンのレジスタンスを再構築するため、自分の技能を活かす。1737年、ピエール・マーキス・デ・ファイエ総督を始末した後にサン＝ドマングを逃れ、アサシン教団に戻る。

サン＝ドマングを襲った恐ろしい地震の知らせを耳にしたアドウェールは、遠い昔に置いてきた友人たちを助けるため、その地に戻る。何千人もの命が失われるという悲しい事態の真っ只中で、アドは二つの驚きに遭遇する。バスティエンヌの息子、ババトゥンデ・ジョセフィの父親が自分であるということと、カリスマ性があって気まぐれなマルーンの指導者、フランソワ・マッカンダルが、その地域でアサシン教団を創設したということだ。

テンプル騎士団はこの混乱に乗じて2つの秘宝をマッカンダルから盗み、西に逃げていた。アドは彼らを追ったが、旅立ちに先駆けて、ポルトープランス、教団、そして自分の新しい家族の再建のために帰ってくると約束することを忘れなかった。